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CGS春学期読書会のお知らせ
GT


ICUのCGS(ジェンダー研究センター)では、今学期も学生による読書会(勉強会)が開催されています。
読書会は全部で3つ。ほぼ毎週の月、水、金曜日の夜の開催です。
butlersarahsally


一部の読書会は初回がすでに終わっているので、初回以降のスケジュールを知りたい方は、メールで担当者に問い合わせていただくか、一度CGSに直接行って聞いてみてください。
事前予約などは必要ないので、読書会にふらっと来ていただくのも大歓迎ですよー。お待ちしてます。
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Prof.J.Halberstam"Queer Faces from Lost Times"
jack3
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先月行われたハルバーシュタム教授講演/座談会、「大学でQueerStudiesを学ぶこととは」の講演部分のビデオがアップされました!以下、Youtube にリンクが飛びます。
"Queer Faces from Lost Times" 1/6

"Queer Faces from Lost Times" 2/6


"Queer Faces from Lost Times" 3/6

"Queer Faces from Lost Times" 4/6

"Queer Faces from Lost Times" 5/6

"Queer Faces from Lost Times" 6/6
「大学でQueerStudiesを学ぶこととは」が終了しました!
シンポシオンのヒナコです。
11/28のJハルバーシュタム教授講演・座談会--『大学でQueerStudiesを学ぶこととは』が無事に終わりました。
参加されたみなさま、ありがとうございました。jhposter jh

また募金もたくさんいただきました。ありがとうございました!
集まったお金はこれからの活動資金にさせていただきます~。

講演会の冒頭で少し触れましたが、今回のJハルバーシュタム教授の講演「Queer Faces from Lost Times」の映像を、近いうちにネットにアップする予定です。(※教授の許可を得ています)
アップが済み次第、こちらでお知らせします。
jack2







"What Does It Mean To Study Queer Theory?"
judith2.jpg



"What Does It Mean To Study Queer Theory?"Guest Speaker: Prof. J.Halberstam
(presentation and talk session) **Reservation required!**

Lecture
-Photography and Queer Subcultures
Talk Session
-What does it mean to study gender and sexuality in university?
-What approaches are possible for those in Japan who study Queer Studies?
Date and Time: Saturday, November 28, 2009
15:30-17:00 Presentation and Talk Session
17:30-18:30 Party
Venue:ICU (International Christian University)

More details....Click below
【学生イベント】「大学でQueerStudiesを学ぶこととは」――J.ハルバーシュタム教授講演・座談会(11/28)【要申込】
【11/15】懇親会の会費が500円になりました。

【11/9】会場が変更になりました!新しい会場は、ICUの本館H-116です。

*****************

こんにちは。シンポシオンのヒナコです。

シンポシオンでは今月下旬に来日される著名なQueerStudiesの研究者、Judith Halberstam教授を招いて、ICUでの講演と座談会のイベントを企画しています。

≪Judith Halberstam教授:「Female Masculinity」や「In a Queer Time and Place: Transgender Bodies, Subcultural Lives」などの著者。アメリカの南カリフォルニア大学(USC)教授で、Queer Studiesやジェンダー理論、アート、文学、映像などのコースを教えていらっしゃいます。
ウェブサイト: http://www.egomego.com/judith/home.htm

イベントのタイトルは
「大学でQueerStudiesを学ぶこととは――Judith Halberstam教授 講演・座談会」

ハルバーシュタム教授に講演をしていただいた後、

■大学で、学部生として、GenderやSexualityのことを学ぶとはどういうことなのか。
■欧米(特にアメリカ)で発達したQueer理論に、日本にいるわたしたちはどのようにアプローチし、どんな関係を築くことができるのか。
についてディスカッションを開きます。

タイトルにもあるとおり、大学生(学部生)を中心としたイベントです。
参加される学生の方には、どんどんディスカッションに参加していただき、
ハルバーシュタム教授との交流を深めていただけたらと思います。

●注意:このイベントは事前の参加申し込みが必要です。

以下、イベントの内容です。
■タイトル:「大学でQueer Studiesを学ぶこととは」 ― Judith Halberstam教授 講演・座談会

■目的:Queer theoryの著名な研究者であるハルバーシュタム教授と、幅が広く、敷居の低い話し合いの場を学部生と共有すること

■日時:2009年11月28日(土) 15:30-17:00

■場所:国際基督教大学(ICU)、ERB(教育研究棟)-247⇒本館H-116

大学までのアクセス:http://www.icu.ac.jp/access/index.html
会場へのアクセス:こちらの地図の1番の建物です。http://www.icu.ac.jp/info/facilities.html

■使用言語:英語(通訳なし)

■対象:大学学部生を中心としてQueer Studiesに興味のある方
*ICU学生以外の参加も歓迎します。

■参加費:無料(講演・座談会)、500円(懇親会)

参加申し込み:要連絡(人数確認のため、シンポシオン(ヒナコ)までお願いします)

主催:シンポシオン(ICU学内LGBITサークル)
 担当:ヒナコ sumposion_event09 [at] yahoo.co.jp([at]を@に変更してください。

共催:UTCP
(東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」)
ICU でジェンダーやセクシュアリティを勉強するには
みなさんこんにちは。このブログに投稿するのは初めてのマサキです。
新設される学生寮について報告等しなければいけないのですが、
実は夏休みに入ってからメンバーがみんな忙しくなってしまって
なかなか進展していないのが現実です。

8月に入って、ICU全体(事務等含む)の夏期休暇が終わる頃には
シンポシオンとして更なる進展を起こしたいと思っています。
またなにか進展がありしだい、こちらで報告できるものは報告しますね。

ということで、今日は全然違う情報をお届けしたいと思います。

学部(大学1年から4年間、卒業するまでのこと)に
「ジェンダー・セクシュアリティ専攻(略称、PGSS ピグス)」があることからも、
ICUには、この社会で女性やセクシュアル・マイノリティ、
ジェンダー・マイノリティが置かれた状況について
きちんと学問として学ぶことが出来る環境があることが分かると思います。

しかし、新入生オリエンテーションでピグスの学部説明を聞いた人でもない限り
実際どの先生について卒論を書いたりゼミに参加したら
ジェンダーやセクシュアリティについて勉強出来るのか、
分かりづらいんじゃないかな、と思います。

それに、ピグスで授業を持っている先生にしてもみんな分野が違うので、
例えば文学や批評理論と呼ばれる分野でジェンダーをやっている先生、
メディア分析やコミュニケーション論でジェンダーに触れる先生、
社会学をメインにして様々な性の多様性についてアクティブに動いている先生など、
皆さん一人一人のやりたいことによって、選ぶべき先生も変わってきます。

今日は、ピグスに関与している先生もそうでない先生も分け隔てなく、
「この人につけばこういう風にジェンダーやセクシュアリティが学べる!」という先生たちを
ボクの勝手な独断と偏見で紹介したいと思います。

(ボクが受けたことのある授業の先生とか、仲のいい先生に限られるので
(セクシュアリティやジェンダーに詳しい先生はきっと他にもいるはずだけどね!)
夏休みが始まりました。

新寮建設の話し合いについて、報告させて頂きます。

先週の月曜日に、大学側に我々の質問状への回答を頂きました。

詳しい内容は、まだお知らせできませんが話し合いの継続が約束されました。

そして、今週月曜日、火曜日の二日に渡って大学側と新寮建設の図面を使って、

具体的に我々の提案をお話しさせて頂きました。

これからも、新寮建設に関して大学側と協議していきたいと思います。



続・新寮建設
いよいよ梅雨入りですね!

新寮建設の続報をお知らせします。

私たちシンポシオンは、今週の月曜日(6/8)に大学側に質問状を提出し、話し合い

の時間を持ちました。

正式な質問状への回答は、来週になる予定です。

ただ、先日の話し合いで明らかになったことは、新寮の各階に多目的トイレ

及びシャワールーム、新学生食堂に多目的トイレが設置されることです。

これには、一安心です。

しかし、以前と問題は残っています。

シャワールーム前の共同の着替え場、また寮の運営に関するもの等です。

私たちは、大学側やその他の機関(CGS等)が積極的に寮の運営に関わりることで、

誰もが快適に過ごせ、問題が起きてもきちんとした対応がとられる環境づくりが

行われることを望んでいます。

来週の質問状への回答は後日お知らせします。

以下、質問状の内容です。


質問書

このたびICU LGBITサークル シンポシオンは、現在進行中の(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟の建設計画について、セクシュアル・マイノリティーズを含む全ての学生の人権を守るという姿勢がICU全体で共有され、実際に建設計画に有効に反映されていることを確認するために本質問書をお送り致します。
私たちが生活するICUは人権意識の高い教育機関として有名であり、全学生が世界人権宣言に署名しています。さらに、国際基督教大学人権侵害防止対策基本方針に則り、大学を挙げて人権侵害のない環境の整備に取り組むことが宣言されています。また、ジェンダー研究センターの学内設置に加え、ジェンダー及びセクシュアリティ研究関連の授業が開講されるなど、日本屈指のジェンダー・マイノリティ及びセクシュアル・マイノリティへの配慮が行き届いた大学でもあります。私どもシンポシオンは、毎年新入生から耳にする「シンポシオンがあったから」、「ジェンダー研究センターがあったから」ICUを志望した、という声に喜び、このような学習環境がジェンダー研究センター、シンポシオン、そしてICU全体の協力体制にもと成り立っていることに感謝しております。
さて、ICUの人権侵害防止対策基本方針には、「ICUは世界人権宣言を重んじる大学として、人権侵害のない教育・研究・就労環境を整え、構成員が安心して過ごせるキャンパスを確保する責任があると考えています。ゆえに、性、人種、宗教、年齢、性的指向、障碍などに基づく差別や、地位・立場を利用したあらゆるハラスメントは形態の如何に関わらず許されません。」(2009年6月8日現在)という、ジェンダー・マイノリティ及びセクシュアル・マイノリティの人権保護を含めた先進的な文面があります。
「セクシュアル・マイノリティーズに対するあらゆる差別・暴力・誹謗・中傷に反対し、生まれながらにして持っているはずの人権を享受できるように行動をする団体」である私どもシンポシオンも、ICUの基本方針に賛同し、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・インターセックス・トランスジェンダー(以降「LGBIT」)をはじめとするセクシュアル・マイノリティーズ当事者及びICUの全ての構成員の利益になるよう、学校運営に携わる部署と連携して学内の人権問題に取り組む所存であります。
その一環として、私どもは2007年6月7日に、セクシュアル・マイノリティーズがICUで学生生活を送るなかで直面する問題を具体的に説明し、その改善案を提案する要望書をICUの人権委員会に提出致しました。それに伴い、2007年9月12日にはシンポシオンのメンバーが人権委員会委員長(当時)の森本光生先生と学生部長の中村一郎先生にお目にかかり、今後ICUがセクシュアル・マイノリティーズの人権尊重の重要性を十分に認識して、大学の施策に取り組むことを確認させていただきました。同時に、セクシュアル・マイノリティーズが直面する人権問題は当事者以外には想像しづらい点が多く、実際の有効な施策を行っていくにはジェンダー・セクシュアリティに関する知見および当事者の声が必要となるため、今後も私どもから積極的に働きかけを行ってほしいというお言葉をいただきました。そこで、私どもは、今後も全てのICU構成員の人権が尊重されたキャンパス作りに向けて、積極的に協力していくことをお伝えさせていただきました。
このような経緯を踏まえ、私どもシンポシオンは、現在進行中の(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟建設計画において、セクシュアル・マイノリティーズを含む全ての学生の人権を守るという姿勢が十分に反映されていることと大変期待しております。同時に、その精神に基づいた建設計画の施策が人権侵害の防止に現実に有効に働いていることを確認させていただくために、本質問書をご用意致しました。
私どもシンポシオンは、(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟が、全てのICU生の人権尊重を前提とした素晴らしい施設となるように、この質問書をもとに、是非話し合いの場を持たせていただきたいと考えております。既存の学生寮及び学内のトイレ・シャワー設備について、シンポシオンには、セクシュアル・マイノリティーズのICU生から、改善を希望する声が数々寄せられてきました。ICUには、既存の設備や学生寮の運営方法によって予想される困難から、自らが入寮するという選択は最初からとても考えられなかったという学生がいます。また、学生寮での生活に魅力を感じて、あるいは経済的な事情から入寮したものの、セクシュアル・マイノリティーズへの配慮が不十分であるために、不利益や苦痛を経験しているという声もあります。その理由から、退寮を選択することになった学生もいます。学生寮での共同生活には有意義な点も多々あるかと思いますが、その一方で、こうした経験談は、実際のところ学生寮で生活する機会がICU生全員に均等に保障されていないことを指摘していると考えられます。さらに、現状においてセクシュアル・マイノリティーズの学生がこうした問題に自らの時間とエネルギーと費やして対応せざるを得ないことは、しばしば学習や健康な生活を妨げる原因となっています。こうしたセクシュアル・マイノリティーズの学生の声が毎年寄せられ続けていることから、私どもシンポシオンは、(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟の建設計画に非常に注目しております。(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟が完成されれば、少なくとも今後数十年の間はICUの設備として利用されることになります。ICUの人権侵害防止対策基本方針にある「性、人種、宗教、年齢、性的指向、障碍などに基づく差別」を防止するためには、これらの一連の建設計画はICUにとってまたとないチャンスであると思われます。今の段階で、計画が人権侵害の防止に十分に配慮したものになれば、将来必要になる改築作業や制度変更の手間や経費は削減できることでしょう。2009年現在においては、ジェンダー・マイノリティやセクシュアル・マイノリティに対する十分な配慮は「急進的」なものに見える部分があるかもしれませんが、今後10年20年と社会状況が変わった時、前時代的な寮設備しか持っていないICUは時代遅れの大学として魅力を失っていくでしょう。そうならないためにも、そして、新設される(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮によってICUをますます人権意識が高く魅力的な大学としていくためにも、シンポシオンは是非とも大学各部署と連携してこの問題に取り組みたいと考えております。私どもは、ICU生のセクシュアル・マイノリティーズ当事者から聞き取りを行うとともに、セクシュアル・マイノリティーズも含めた多様な学生がともに生活する学生寮の成功例について調査を行っております。必要に応じて、設備のマイナーチェンジや運営方法についてご提案を差し上げたく存じます。  そこで、6月10日(火)から12日(金)までの間に、中村一郎学生部長、鈴木幸夫学生サービス部長、私どもシンポシオンで話し合いの場を持たせていただきたくお願い申し上げます。それまでに質問書に回答をご用意くださいますようお願い致します。また、上記日程のうちご都合のよろしい日にち及び時間帯を複数指定し、6月9日(火)までに下記の連絡先までご連絡ください。シンポシオンより折り返しご連絡差し上げます。
なお、本質問書および経過、回答は、シンポシオンのウェブサイト(http://lgbit.blog6.fc2.com/)や文書を通じて、学内外に公開させていただきます。

国際基督教大学LGBITサークル シンポシオン
連絡先:sumposion_icu@yahoo.co.jp




Ⅰ.(仮称)食堂・ダイアログハウス棟についての質問
ICU管理部の当該ウェブページ(https://w3.icu.ac.jp/pcpg/dininghall.and.dorm.
12feb2009.html)に掲載されている「(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟平面図」を見る限りでは、(仮称)食堂・ダイアログハウス棟で学生が日常的に使用することになるスペースでは、男女分けされた共用トイレが1Fと2Fの各階に1カ所の設置予定となっているようです。
男女分けのトイレしかないスペースは、性同一性障害の当事者やトランスジェンダー/トランスセクシュアルなどを含む性別違和を持つ者にとって、トイレへの安全なアクセスが保障されているとは言い難い環境です。シンポシオンは、2007年6月7日付けの要望書においても、学内の男女分けのトイレの問題点を指摘しておりました。性別移行によって生物学的・法的に割り当てられた性別とは異なる性別で生活している者、また、性別移行中や自らのアイデンティティに見合ったジェンダー表現を行うために、男女どちらかに典型的に期待される外見をしていない者は、男女分けのトイレによって日常的に多くの問題を経験しています。例えば、男女どちらのトイレに入っても周囲の目を気にしなければいけないことによる苦痛、日頃周囲の人々に明らかにしている性別とは別のトイレを使わざるを得ない場合の人間関係の心配、他人からいぶかしがられ通報の対象になる可能性への恐怖、トイレをめぐって見た目の性別と生物学的・法的性別の違いが明らかになってしまった場合に受ける罵倒・暴力・セクハラの可能性、またそのような時に加害者ではなく自分が処罰されるかもしれないことによる苦痛、このような心配から誰の目にも触れないタイミングになるまでトイレの使用を我慢しなければいけない苦痛などです。
 今回の建設計画は、本学の教育環境の一層の充実を目指して行われるものと伺っております。(仮称)食堂・ダイアログハウス棟は、ICU内の大規模なコミュニケーション・スペースとなる予定で、そこで多くの学生が長い時間を過ごすことになるでしょう。しかし、そのスペースに男女別のトイレしかなければ、性別違和を持つ学生は学生生活を快適に過ごすことから疎外されてしまいます。こういった事態を避け、(仮称)食堂・ダイアログハウス棟を全ての学生にとって快適で魅力的なものにするために、現段階では何か具体的な対策をお考えでしょうか。

Ⅱ. (仮称)新学生寮A棟についての質問
1 居住スペース区分における性別の扱い
ICU管理部の当該ウェブページ(https://w3.icu.ac.jp/pcpg/dininghall.and.dorm.
12feb2009.html)に掲載されている「(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟平面図」を見る限りにおいては、(仮称)新学生寮A棟での居住に際して、入寮者の性別がどのように考慮されるのかは明らかになっていません。
現時点で、大学は(仮称)新学生寮A棟への入寮者の募集及び居住スペースの区分に際して、入寮者の性別をどのように扱う予定でしょうか。(仮称)新学生寮A棟においては2人部屋が基本となっていますが、ルームメイトのアレンジにあたっては、入寮者の性別はどのように取り扱われる予定でしょうか。
 仮に、学生寮の居住スペースが性別によって区分される場合、それはセクシュアル・マイノリティーズの学生が入寮を考える際、そして実際に生活をしていく中で非常に大きなハードルとなると考えられます。
性同一性障害の当事者やトランスジェンダー/トランスセクシュアルなどを含む性別違和を持つ学生にとっては、男女別となっていることで、戸籍上の性別で入寮するのか、あるいは見た目の性別や生活上で望む性別で入寮するのか、大きな選択を迫られるという問題があります。さらに、入寮後は、生活全般において入寮の際に選択した性別であることを前提とした扱いを受ける可能性があり、そこでも日常的に困難に直面すると考えられます。寮で生活する学生の大半を占める10代後半から20代前半の年代においては、性別違和を持つ人が社会的な性別を移行している最中であることは珍しくなく、また、既に自分の望むジェンダーでの生活を確立している場合でも、男女という2つの枠で分けられることに苦痛や生活上の困難を感じている人も存在します。性別違和を感じている学生に男女どちらかの性別で入寮を選択させることは、入寮のハードルを高め、日常生活における苦痛と生活上の不利益を余儀なくさせる可能性が高く、暴力的であるとも言えます。
 また、仮に寮の居住スペースが男女別で区分されるのであれば、それは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルなど多くの異性愛以外のセクシュアリティの学生がICUで生活していること、そして、新学生寮に入寮する可能性があることを無視しているとも受け取ることができます。居住スペースが男女で区分されて学生寮が運営されるとすれば、入寮者が異性愛であることが前提とされており、同性の同居人の間では性的関係は起こり得ないという暗黙の了解が存在していると考えられます。しかし、異性愛ではないセクシュアリティの学生にとっては、同性のルームメイトの存在は決して性的関係のあり得ない相手ではなりません。そのような場合には、同性であれば着替えやシャワーなどの空間を共有しても問題がないとは一概には言えません。レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルのICU生からは、同性の相手と同じ部屋で生活するのであれば、十分なプライバシーが確保されるような運営方法なしには苦痛や不便が避けられないという声があがっています。
 そもそも、寮の居住スペースを男女で区分することは、性暴力やセクシュアルハラスメントといった問題の防止に必ずしも有効であるとは言い切れません。性暴力には、性別以外の権力関係も大きく関与しています。当人の性別や性的指向に関わらず、同性間においても性暴力やセクシュアルハラスメントの可能性があることも指摘されています。性暴力とは、他のハラスメントと同様に、その大部分が暴力的行為として説明できると考えられており、加害者の異性や同性に対する関心が重要というわけではありません。そのため、異性愛者が同性間での性暴力の加害者となる場合もあります。その中で、セクシュアル・マイノリティーズの当事者は、そのセクシュアリティを理由として被害者になりやすいことが加えて報告されています。(別紙添付資料:Wisconsin Coalition Against Sexual Assault, ”Lesbian, Gay, Bi-Sexual, Transgendered (LGBT) Populations and Sexual Assault”を参照)。男性から男性へのレイプの場合は、その多くは、男子寮や運動のチームなど男性のみに限られた社会的環境において、イニシエーションの儀式として行われることが研究されています。そのようなレイプの加害者の多くは、自らを異性愛者だと報告しています。また、報告されている限りでは、ゲイ男性がレイプされる確率は、異性愛の男性よりも高くなっています。ここでは同性愛嫌悪がレイプの重要な背景となっており、伝統的な男らしさにそぐわない男性が性暴力の被害に遭う確率を劇的に高めていると分析されています。(参考資料:Scarce, Michael, Male on Male Rape: The Hidden Toll of Stigma and Shame.Plenum Press. New York, New York.1997。別紙添付資料:“Stat: National Data on Sexual Violence –Men”も参照)。このことから、学生寮における性暴力やセクハラの防止を考えるならば、性別や性的指向を問わず、性暴力やセクハラの被害が起きぬように、設計上および教育上の工夫が必要となることでしょう。
 このように、男女という性別によって居住スペースを区分することは、セクシュアル・マイノリティーズの学生に対する重大な人権侵害を引き起こす可能性がある一方で、性暴力やセクシュアルハラスメントの防止に有効であるとは言い切れません。(仮称)新学生寮A棟の建設計画においては、現段階で、セクシュアル・マイノリティーズを含めた全てのICU生が安全で有意義な寮生活が送れるようにするために、居住スペース区分における性別の扱いについて何か対策をお考えでしょうか。

2 トイレ
ICU管理部の当該ウェブページ(https://w3.icu.ac.jp/pcpg/dininghall.and.dorm.
12feb2009.html)に掲載されている「(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟平面図」を見る限りでは、(仮称)新学生寮A棟では、各階のスタディールーム付近に大型個室トイレが1か所、また各階に3つずつあるPOD内には共有トイレが各1か所設置される予定になっています。平面図を見る限りにおいては、これからのトイレが特定の性別を利用対象者としたものであるか、性別に関わらず利用できるものであるかは明らかになっていません。

A. 各階大型個室トイレ
 (仮称)新学生寮A棟の各階に設置される予定である大型個室トイレは、現在学内の食堂などに設置されている大型個室トイレのように、車いすユーザーのみならず性別に関係なく誰でも使用できるトイレでしょうか。
私どもは、2007年6月7日付けの要望書で、性別に関係なく利用できる個室トイレの導入をお願いしてまいりました。もし(仮称)新学生寮A棟に設置される大型個室トイレが男女分けされてないものであれば、大変喜ばしく思います。私どもの要望を建設計画に反映して下さったことに感謝致します。

B. 各POD内の共有トイレ
 (仮称)新学生寮A棟の各POD内に設置される予定である共有トイレについては、利用対象者の性別をどのようにお考えでしょうか。このトイレは、性別に関わりなく利用できるものでしょうか。また、トイレの全体のドアはどのようなデザインを予定されていますか。トイレ内の内装、特に個室の壁とドアはどのようなものを予定されていますか。
 「1 居住スペース区分における性別の扱い」にて詳しく説明したとおり、男女という性別によるスペースの区分は、セクシュアル・マイノリティーズの学生にとって苦痛と不利益をもたらす大きな問題となっています。加えて、性暴力やセクシュアルハラスメントの防止のためには、スペースを性別で区分することは対策として有効でなく、利用者に関わらず安心してトイレを利用できるように十分にプライバシーに配慮することが必要であると考えられます。このような点を踏まえたプライバシーの配慮については、現段階で何か対策をお考えでしょうか。

3 入浴設備
ICU管理部の当該ウェブページ(https://w3.icu.ac.jp/pcpg/dininghall.and.dorm.
12feb2009.html)に掲載されている「(仮称)食堂・ダイアログハウス棟及び新学生寮A棟平面図」を見る限りでは、どの部分がシャワーや風呂といった入浴設備として設計されているのかよくわかりませんでした。
各POD内にある共用トイレの奥には、2か所ずつ区切られた空間がありますが、ここはシャワーブースとして設置される予定でしょうか。このシャワーブースには、利用者の体が外から見えないようなドアやカーテンが併設される予定でしょうか。また、利用者の体が他の学生から見えないよう十分にプライバシーに配慮した脱衣スペースは併設される予定でしょうか。このほかにシャワールームあるいはシャワーブースなどの入浴設備が設置される予定はありますか。
また、入浴設備の利用対象者の設定において、性別を基準とすることは予定していますか。
「1 居住スペース区分における性別の扱い」にて詳しく説明したとおり、男女という性別によるスペースの区分は、セクシュアル・マイノリティーズの学生にとって苦痛と不利益をもたらす大きな問題となっています。特に、性別違和を持つ学生は、自らの身体の性的特徴(例えば胸部や股間)を他人に見られることに強い苦痛を覚えることが少なくありません。性別移行を行うなどジェンダー表現に工夫をしている学生の場合、普段着衣の状態しか見せていない相手に裸の体を見られてしまうと、本人にとって苦痛なだけではなく、相手の戸惑いや差別的な扱いを呼ぶ可能性があり、人間関係における大きな問題に発展することも考えられます。それは、寮生活に支障をきたす、場合によっては、大学生活そのものの継続を危うくする可能性もあります。
また、学生寮で生活するレズビアン・ゲイ・バイセクシュアルの学生にとって、入浴や脱衣中の自分の姿が他の人から見える、あるいは、周りの人の様子が見えてしまう設計となっていることは、たとえ相手が同性であっても、緊張や不快感、苦痛をもたらす可能性があります。性的指向が同性に向いている/その可能性のある学生は、性的な関係も想定されうる相手とプライバシーへの配慮が十分でない入浴設備の共用を強制させられることに苦痛を感じることが少なくありません。そのような場合に、他の学生が入浴設備を利用する時間を避け、睡眠時間や学習時間を削って入浴するようにしているという声も寄せられています。こうした自助努力が求められてしまうために、セクシュアル・マイノリティーズの学生に、学習の機会の均等が保たれていない現状があります。また、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルの寮生がカミングアウトした場合には、その学生と入浴設備を共用する学生にも、不必要な緊張や苦痛をもたらす可能性もあります。そのような問題が起こることを不安に感じて、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルの学生が寮内でカミングアウトできないこともあります。
加えて、先述のとおり、性暴力やセクシュアルハラスメントの防止のためには、スペースの共有を同性に限定するという対策は十分ではありません。以上の観点から、入浴設備においては、利用対象者の性別や性的指向に関わらず、プライバシーが十分に保護される環境が必要とされていると考えられます。入浴設備利用における十分なプライバシーの確保のために、何か対策をお考えでしょうか。

以上

別紙添付資料:
2007年6月7日付け要望書(宛先:国際基督教大学人権委員会委員長 森本光生先生、
差出人:ICU LGBITサークル シンポシオン)、人権委員会からの6月7日の要望書に対する回答(メール文面コピー)、Wisconsin Coalition Against Sexual Assault, ”Lesbian, Gay, Bi-Sexual, Transgendered (LGBT) Populations and Sexual Assault”、 “Stat: National Data on Sexual Violence –Men”。


新寮建設について
こんにちは!

いよいよ梅雨入りですね! 洗濯物が乾きにくくなる悩ましい季節の始まりです。

ところで、現在ICUでは新寮建設のためのプロジェクトが進行中です。

この新寮がどのような生徒を対象としたものとなるかは、最終的な決定は未だ

なされていないようですが、新寮の建設計画の具体的な骨子が明らかになり

ました。

それは、決してセクシャルマイノリティーが生活しやすいものではなく、

私たちシンポシオンが2007年に大学側に提出した要望書の内容が全く反映され

ていないものでした。

なので、私たちシンポシオンは大学側に寮建設計画の部分的変更を

要求するために、要望書及び質問状を提出することにしました。

具体的には、性別による区別のないトイレ及びシャワールームの設置等です。

要望書、質問状の内容及び大学側とのミーティングの内容は、おって掲載致します。

反ヘイトクライム法
随分、暖かくなって来ましたね!

日がな一日中、眠いこの頃です。

さて今日は、アメリカのニュースをお届けします。

アメリカの連邦下院議会は、ヘイトクライムの対象に同性愛者や障害者も含める改正案を可決しました。

これは、1998年にワイオミング州で同性愛者の大学生が、ヘイトクライムによって、

惨殺されて以来、人権団体を中心に強く要請されていたものです。

ヘイトクライムの適用範囲を同性愛者にまで拡大することに強く反対していた

ブッシュ大統領が去ったことも、この今回の結果に影響を及ぼしているようです。

審議は、上院に移される模様で可決されれば、ヘイトクライムの対象に

正式に同性愛者や障害者が含まれます。

昨年は、ワイオミング州での事件から10周年ということで、アメリカ各地で追悼式典が行われました。

今回の改正案が上院にて通過すれば、10年越しの戦いに一つの決着がつくことになりそうです。
Rainbow Spacee
こんにちは! 随分暖かくなって来ましたね。

本格的に、授業も始まってきましたね。

今日は、Rainbow Spaceについて宣伝します。

今ICUの食堂の一角で、"Rainbow Space"を行っています。

素敵な飾りつけをして、Sumposionの仲間やそれに協力してくれる人達がみなさんを待っています。

気軽に遊びに来てみませんか?

16日(木)まで毎日11:00~15:00の間行っています。
新入生の皆さんへ
新入生の皆さん、入学おめでとうございます!

入学してそろそろ一週間が経ちますが、ICUには慣れて来ましたか?

色々な戸惑いもあると思いますが、焦らずにマイペースで大学生活をスタートさせて下さい。

このシンポシオンは、セクシャルマイノリティー(レズピザン、ゲイ、バイセクシャル、インターセックス、

トランスジェンダー‥)に関する活動を行っているサークルです。

メンバーは決して多いとは言えませんが、セクシャルマイノリティーの当事者だけに限ってはいませ

ん。 

興味があれば、どなたでも入って頂けます。

当事者の多くは様々な悩みや、困難を抱えています。 新入生の皆さんの中にもいらっしゃると思い

ます。 そういったことを少しでも共有して、和らげていければと思っています。

悩みや疑問何でも良いので、何かあれば sumposion_icu@yahoo.co.jp にメールを送って下さい。


明日は、ELPセクションの発表。

どんな人達が、セクメ(セクション・メイト)になるか楽しみですね!

                                             P.M.




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